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2016/06/07(火)
天気:晴れ
地元、六郷の古道を歩いてみた。
ヤマダフーズ本社の地元、六郷には2年前に六郷登山協会のご尽力で復活した峠道がありまして、その名も「後ろのツル道」。
何のひねりもなければ、てらいもないその素朴な響きの名前に妙に惹かれまして、おはよう娘は居ても立ってもいられなくなりました。
(※この道は山道です。クマももちろん生息しておりますので、ご興味のある方は準備は怠りなく!)
看板には登山口と謳われておりますが、もともとは炭焼きの道と呼ばれる生活道でして、湯田集落の人たちが炭を運んで隣県の湯田町まで抜けた道なのだそうです。
今、その湯田集落は1984年に完成した砂防ダムの底にあります。そして住む人も、往来する用事もなくなった道はやがて草が生い茂り、長らく廃道となっていました。
古道を歩いて間もなく現れる神社は、かつては三吉さんが祀られていたようですが、今は村とと
もに移転した様子。朽ちかけたお社だけが佇んでおります。
登山協会の皆さんの、刈り払いによって再び現れた峠道は、長く人が踏み固めた道だけあって、今でも足の裏にやさしく、歩きやすい道でした。
かなりの年月を放置されていたというのに、道というものは思いのほか、しっかりと残っているものなんですね。
熊見平から女神山が見えます。
あの端正な三角形がそうです。
かつての地名で「ヒヒパゲ」という名前がこの辺に付けられていたようですが、具体的にどこを指すのかはわかりません。
どなたかご存知の方がいらっしゃればぜひ、教えていただきたいおはよう娘です。
地元の記憶は残しておきたいですからね。
さて、本日のお楽しみも、ちゃんといただきました。