お知らせ
2022/05/06(金)
【ニュースリリース】フリーズドライ受託加工事業スタート
ヤマダフーズでは新事業としまして「フリーズドライ加工」をスタート致します。
◎フリーズドライとは?
水分を含んだ食材を-20℃で凍結させたのち、減圧し真空状態で水分を昇華させ
乾燥させる技術です。インスタント味噌汁などでよく見ます。弊社では自社で
製造した納豆をフリーズドライ加工しています。
◎フリーズドライのメリットは?
・軽いので持ち運びに便利。
・低水分のため、常温で長い間保存できる。(たとえば当社の納豆の場合、冷蔵保存では賞味期限7日ですが、フリーズドライ加工したものは賞味期限1年となります)
・ビタミンなどの栄養価が損なわれにくい。
・戻した際の食感・風味が他の乾燥法よりも優れている。
◎受託加工の流れ
①お引き合い
②お打合せ
試作に向けてのお打合せをいただきます(受託原料情報、
フリーズドライ品の希望形状・品質、量産化の場合のロットなど)
③試験機での試作・評価
・幅330mm×長さ390mm×高さ35mmのトレイに収まるサイズで原料の提供をいただきます(上限2kg程度)。
それを当社の試験機で試作し、試作品の評価をしていただきます。
※受入原料については下記の注意事項を参照願います。
④量産機による試作(1ロット100kg程度)
試験機と量産機では仕上がりに違いが生じる場合がありますので、本生産前に量産機での試作を実施し、量産の場合の品質をご確認いただきます。
また、この段階で各条件(価格・数量・品質規格・納期など)の打合せを行います。
⑤量産
試作品の評価後、量産へと移行します。
⑥出荷
事前打合せの品質に沿っているかどうかを確認し出荷いたします。
出荷荷姿は10kg程度入るダンボールの中にビニル袋を入れ、バラ詰めでの状態となります。個包装対応は致しかねます。
※受入原料について
○微生物基準
食品:食品衛生法および衛生規範における微生物規格基準を満たすもの。
○基本的に食品のみとなりますが、1つの機械でいろいろなサンプルを扱うため、
臭いや香りの強い製品、油分の多い製品、毒物などの人体に影響のあるサンプルは加工できません。
○機械の性能上、金属の腐食を促すサンプル(塩分、酸、塩素などの強い物)は
加工できません。
○-20℃程度で完全に凍結しないサンプル(塩分・糖分の多い液体など)は、加工できません。
〇当社取り組み事例から脂分の多い食品はうまくいかないケースが見られます。
!ご注意願います!
・弊社が皆様から原材料を買い入れて加工するのではありません。
原材料をお預かりして、フリーズドライ加工してお返しするという取り組みです。
・フリーズドライ加工に対して料金が発生いたします。
本件のお問い合わせ先:
株式会社ヤマダフーズ経営企画室 稲葉
電話:0182-37-2246 FAX:0182-37-2276
E-mail:r-inaba@yamadafoods.co.jp