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2016/06/14(火)
天気:くもり
この夏猛暑につきあの巨大ソフトを偲ばずにはいられない件。
2016年のこの夏は長期予報によりますと猛暑だとか。
雪国育ちゆえ、暑さにはめっぽう弱いおはよう娘ですが、そんな夏をのり越えられるのも、納豆パワーと冷奴があればこそ。がしかし、そんな模範的な看板娘フレーズも溶けちゃいそうに暑い日は、涼味だのなんだのとチルド帯でしのごの言ってる余裕もなく、アイスクリームの出番です。
ソフトクリーム圧巻の10段巻きです。ご存じ花巻名物、マルカンの巨大ソフト。娘が小さく見えます。
今では思い出となってしまいましたね。
この6月に、惜しまれながら百貨店が閉店し、名所とまでなっていたレストランも閉店となってしまいました。百貨店の最上階ワンフロアーのレストランは、まるで昭和40年代にタイムスリップしたかのよう。
雰囲気もそうですし、訪れるお客さんも、親子3世代ファミリーだったり。
いつも賑わっていて、見知らぬ老婦人と相席になったり、その見知らぬご婦人が、お茶をとってくれたりと、いろいろ昭和の良き空気が漂う、不思議な空間でした。
人通りもまばらな通りから百貨店に入り、一人乗りのエスカレーターで運ばれて最上階まで登り、このレストランのドアを開けたとたん、ぶわっと昭和の賑わいの中にタイムスリップする感覚は、何回行きましても新鮮で楽しい体験でした。活気あふれるレストランで、ひとしきりお腹を満たし、再び外に出て平成の街並みに立ち、ふとこの古びた建物を振り返りますと、今まで自分は、この建物が見ている、華やかだった昭和の夢のなかにでも紛れ込んでいたのではないかと、そんな気分になったものです。
巨大ソフトクリームは割り箸で食べるのがマルカン流。
こんなに食べられないよと言いながらもなぜか食べちゃう素朴なおいしさ。
ごちそうさまでした。