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2016/07/05(火)
天気:晴れ
横手市浅舞のあやめ祭りに行ってきたよ!
ヤマダフーズの豆腐、豆乳工場がある横手市浅舞には、5.5haの広大な敷地内があやめで埋め尽くされる「あやめまつり」が毎年開催されます。一口であやめと言いましてもこの敷地内にはなんと、80種3万株50万本もの花が咲きそろうと言いますから、それはそれは圧巻。
かくゆうおはよう娘、実はこのまつりに行ったことがなかったので、この土曜日に出かけてみましたよ。
期間中はブラスバンド演奏や、ギター、婦人会のあやめ音頭、ネイガーショーや、野点、熱気球などなど盛りだくさんの催し物も。
娘はちょっと早く到着したので、静かな園内をのんびり巡ってまいりました。
80種類を数えるのはハナから諦めておりましたが、種類ごとに名札があって、「玉手箱」「北野天使」「日本海」「黒雲「煙夕空」「深窓佳人」「高嶺の雪」「源氏蛍」などなどうっとりするような響きの素敵な名前。花の雰囲気にもしっくりくる名前ばかり。名前とともに花を観賞しますと、一段と味わい深いものがありました。
花があるところには団子が付き物。
祭のあるところに屋台あり。
地元の名物がずらりと軒を連ねていました。
お昼にも早いので、夏の秋田の定番「ババヘラ」を。
バラ盛りにしてもらいました。
おみやげは「あやめだんご」。これは草餅にこし餡をからめた団子。
そして忠義な猫、ニケちゃんクッキーも。卵の風味たっぷりのおいしいクッキーですよ。
このニケちゃん、明治時代の大地主伊勢多右衛門に飼われていた雌猫です。多右衛門は飢饉などに備えて慈善組織を作り米を蓄えていたのですが、ネズミなどに荒らされるなど被害がでていて困っていたところ、このニケちゃんが、ネズミや蛇退治に大きな貢献を果たしました。多右衛門にはまるで自分の意志を汲んだかのように働く猫が、神仏が乗り移った命の番人のように見えたという。ニケちゃんは13年の命を全うし、多右衛門はこの功績を忘れないようにと碑を建てたのだそうです。浅舞公園散策のおりにはこの忠義な猫を詣でてみてはどうでしょ。