2 10
2017/02/10(金)
天気:くもり
秋田の伝統行事:六郷のカマクラ
こんにちは。
Aターンして2回目の冬を迎えたスタッフNです。
厳しいとは感じていましたが、東北の冬をかなり甘く見ていました。
乗車中に信号が見えなくて焦ったのは初めてです。
車の中が騒然となりました・・・
しかし、雪景色を見ながらのドライブは、それでも楽しいものです。
いつも通りの道を走っていると… ん?
なんだろう、これは?
白い雪原に映える綺麗な短冊たち。
知っている行事の中に、当てはまるものがありません。
すごく気になります。
社内で聞き込みをしていると「わたしも気になる!」となっちゃんが加わってくれました。
心強い!そこで一緒に、地域行事に詳しい総務課長に聞いてみました。
「あいはょぉ、天筆(てんぴつ)っていうやづだぁ(原文ママ)」
天筆(てんぴつ)!!
点筆は「六郷のカマクラ」という小正月行事の一環として行われているもので、
各家庭で願い事を書いて軒先に青竹に結んで吊るします。
そして15日の夜、神様に願い事を届けるために「カマクラ畑」に集められて焼かれるそうな。
(毎年2月11日〜15日の間、天筆のほか、鳥追い行事・雪宮、竹うちなどが行われています。)
「天筆は、風にたくさんの天筆がなびく様子は素晴らしいよ〜」と教えられ、
早速探索に行くことに。
(・・・移動中・・・)
なっちゃんと一緒に、天筆が焼かれる「どんど焼き」が行われる会場のそばにやって来ました。
各家々の庭先に出ていますね!
やや風が吹いていたので、天筆がサラサラ揺れて
綺麗です。
この1本ずつに一人一人の願いが込められていることを
思うと、地域行事の温もりを感じます。
「私も書きたいなぁ〜」となっちゃん。
実は天筆、地元の方以外も手書き体験ができます。
名水市場 湧太郎で「六郷のカマクラ」期間中、有料で開催されています。
が、それを知ったのが探検が終わってから(涙
今年は、名水市場 湧太郎 でなっちゃんと見つけた
「ミニ天筆」を飾って、
「来年は、天筆を書こうね。」と
約束をして調査を終えました。
皆さんも、「六郷のカマクラ」現地で楽しんで見てはいかがでしょうか?
おまけ
地域行事に詳しい総務課長が「天筆なば、ヤマダフーズもだしでらょ!(出してるよ!)」と
これまた調査終了直後に・・・
「知ってたら写真とってきたのに!」と、なっちゃんにおこられたのはナイショです。