超・細か〜い
きざみ納豆とは?

ひきわりよりもさらに細か〜いきざみ納豆。
細かく挽き割ったきざみ納豆は、まだ噛む力の弱い赤ちゃんやお子様にもピッタリ!
離乳食や幼児食として大好評!
今回はそんな『きざみ納豆ができるまで』をご紹介いたします。

きざみ納豆って
どうやって作るの?

さっそくですがクイズです。
みなさんは、きざみ納豆やひきわり納豆ってどこの段階で細かくすると思いますか?
  • 納豆になる前にサクっと細かくする。
  • 納豆になってからネバネバとの
    格闘を経て細かくする。
  • 最初からこういう形の大豆を社長が世界中を探して見つけた。
さて、答えは……
一緒に工場見学しながら
探してみましょう!

きざみ納豆の作り方

ステップ1

原料大豆を挽き臼で割る

もう、クイズの答えが出ちゃいましたね。
定温倉庫から工場に運び込んだ大豆は、異物除去や研磨などできれいにしてから、
大きな挽き臼で、割るんだよ。

クイズ、一瞬でおわっちゃったね

・・・。

割ることで、大豆の表皮が取れちゃうからその分、
ひきわりは粒納豆よりも消化がいいんだ。
だけどね・・・・

だけど? なにか気がかりなことが
あるなら教えて! 工場長!

皮がなくなると大豆の表面が空気にさらされて酸化しやすくなるんだ。
だから、ひきわりもきざみも割ったらなるべく早く加工することが大事!
さあ!作るよ!

ステップ2

原料大豆を浸漬する

大豆は加熱する前に、水に浸して
加工しやすくするよ。
水を吸って原料大豆は
約2倍
膨らむんだ。

わあ!
大きな水槽だね!

気温などによって、
浸漬する時間は変わってくるよ。
おいしい納豆になる第一歩だよ。

ステップ3

いよいよ大豆を
蒸しあげるよ!

秋田工場と茨城工場では、
ひきわりやきざみ納豆は、
粒納豆とは違う専用の機械で蒸すんだよ。

どうして

ヤマダフーズでは「連続蒸煮釜」という
機械で蒸すよ。
高温の圧力釜で、短時間で蒸しあがるんだ。
だから熱による大豆へのダメージが少ないんだよ。

甘栗でも蒸しているみたいな、
甘い大豆の香りでいっぱいだね!

自社工場内で引き割った大豆を、すぐに加工できること、
そしてこの短時間で蒸しあがる釜のおかげで、大豆本来のおいしさや、色の白さが保たれるのが、この工場の自慢なんだよ。

ステップ4

いよいよ納豆菌の出番!

大豆が蒸し上がったら、
冷めないうちにすぐに納豆菌を
シャワーのようにしてまんべんなく
振りかけるんだ。

それからすぐに、次の工程へ送られるよ。
蒸し上がりの熱い大豆をすぐに次の工程へ送ることで、
雑菌などから守るんだよ。

なるほど。
納豆作りは時間との戦いだね。

ステップ5

容器に
盛り込んでパック。

ここから、みなさんには馴染み深い、
白い四角い納豆容器の登場!

たれとカラシも登場!
早い早い!

ひとつひとつをカメラと人の目でチェックしているよ。
正規品と違う製品があれば、すぐに機械が知らせてくれるんだ。

ほかに異物が混入していないか
内容量が少なくないか、
ひとつひとつチェックしているのね。

ステップ6

室(ムロ)で
いよいよ発酵。

浸漬から容器への盛り込みまで、すごく早かったけど、
ここからはだいたい一晩かけて発酵させ、さらに旨みを引き出すために
熟成させて美味しい納豆になるんだよ。

ここからは、納豆菌の仕事になるのね。
納豆菌たちが徹夜で美味しい納豆を作ってくれるのね!

納豆菌が働きやすいように環境を整えるのが、人間の役目。
温度管理が大事なんだ。

まだまだ気がぬけないのね。

出荷してもいろいろ気になっちゃって。。

それは、気にしすぎじゃあ。。

納豆菌は生きているから、
暑かったりするとまた発酵が始まっちゃうんだ。
そうすると、せっかくおいしく仕上がったのに、味が変わってしまうんだよ。

冷蔵庫できちんと
保管することが大事なのね。

みんなの食卓で
会おうね!