VOL.6 100人に聞いてみた納豆を食べたい気分
あなたが納豆を食べるとき、そこにはどんな気分や動機、期待があるでしょう?
好きだから。
健康に良さそうだから。
ほかに選択肢がなかったから。
今回の100人に聞いてみた納豆なんでもアンケートは、日本国民はどのような時に納豆を食べるのかについて聞いてみました。
目次
Q1 納豆を食べようと思うのはどんなとき?
100人中、最も多い回答は「何も思わず習慣的に食べている」で34%。次いで、「純粋に納豆が食べたいだけで他に理由などはない」が32%でした。
アンケートに答えた100人のなかには納豆を食べない人もいましたので「食べたいと思うことはない」との回答が28%。
健康効果がメディアで紹介される機会も多い納豆。
こうした健康ご利益目当てで食べる人の割合はどのくらいかと言いますと、「なんとなく健康を意識したとき」の回答が16%、次いで「タンパク質を摂取したいとき」が13%。
免疫アップなど、マスコミで取り上げられたピンポイントの「効能」への期待というよりは、漠然とした「健康」への期待や、不足しがちな栄養素摂取目的に食べる人が多い傾向があるようです。
とはいえ、全体的には習慣派層と納豆LOVE派層の二つの勢力によって、納豆市場は支えられているのだなと、感じさせる結果となりました。
年代別に見ますと、習慣派層は20~30代が比較的多く、50代以上は納豆LOVE派や、タンパク質補給、健康期待などの回答が増えるようです。
アンケート深掘り!
納豆を食べたくなる理由や気分、動機には、年代別にみるとなんとな~く差異がありました。
さてそれでは納豆を食べる頻度別にわけてみれば、そこにはどんな差があるのでしょうか? 納豆を食べる頻度ごとにグループわけして深掘りしてみました。
「納豆をほぼ毎日」と答えた人の61%が「特に何も考えず習慣的に」食べる傾向が最も高い結果となりました。
それでは「納豆を週に3~4回」食べるグループの方たちはどうでしょう。このグループでは「習慣的に食べる」が40%、「純粋に納豆が食べたいから」が30%となりました。
「納豆をほぼ毎日」食べるグループに比べますと、純粋に納豆が食べたいだけの納豆LOVE派が19ポイント増えるようです。
「月に何度か食べる」グループの人たちで「習慣的に」回答が32%ありました。月に何度か、例えば毎月第2月曜と第4月曜は納豆を食べる日と決め打ちして習慣化しているというよりは、月に何度か食卓に出されて、そこに納豆があったから、という他にはとりたてるような理由も動機もなく、食卓に出されたからただただ自動的に食べるという状況でしょうか。
「あまり食べない」グループの人たちの回答で18%を占めたのが「おかずが納豆しかないとき」です。普段そんなに納豆を食べないのに、他におかずが何もないという窮地に追い込まれてようやく、納豆を食べてくれるのですね。ありがとうございます。
またこの「あまり食べない」グループの人たちは「タンパク質を摂取したい」という目的で納豆を食べる割合が27%と突出しています。
「まったく食べない」グループの人たちには、どんな状況なら食べたくなるのかという視点で答えてもらいました。
どんな状況であっても食べない、という力強い回答がダントツで82%、健康を意識したら食べるかも的な回答が9%でした。納豆嫌いの防壁はそうそう簡単には崩壊しなさそうです。
なっちゃん:
健康効果など、マスコミで話題になるわりには「習慣的」だったり「納豆が好きだから」という理由で納豆を食べる人が半数以上、というのはちょっと意外でした。
ということは、おいしくて、食べたい時にそこにあって、毎日食べてもまた食べたくなる、そんな存在であることが納豆には大事なんでしょうね。
おはよう納豆も、みなさまの毎日とともある納豆であり続けたいな!