VOL.4 あなたは納豆に何を混ぜて食べますか?
今こうしている間にも、日本全国の食卓で食べられているであろう納豆。その消費の場はまるきりのプライベート。社会からゆるーく隔離された個々の家庭の食卓がほとんど。
これはひょっとしたら納豆の食べ方は、家庭という社会から隔離された空間のなかで独自の進化を遂げ、ガラパゴス化が著しく進んでいるのではないのかと気になりました。
目次
Q1 あなたは納豆に薬味や具を混ぜてたべますか?
最も多かったのが「あまり入れることはない」が25%。次で、「毎回かならず入れる」が21%、「まったく入れない」「どちらかといえば入れる」「どちらかといえば入れない」がそれぞれ同点の18%という結果に。
「毎回入れる」「どちらかといえば入れる」の「積極的に何か入れる派」は43%、「あまり入れることはない」「どちらかと言えば入れない」の「具を入れることに消極的派」は36%、全く入れない派は25%。
結果として、具を入れる割合のほうが高いことが分かります。
Q2 あなたが納豆に入れる割合の高い具はなに?
ねぎ一人勝ちです。46%と半数近い人がねぎ。ねぎの牙城はなかなか崩れそうにありませんね。
ついで、漬物類15%、大根おろし11%、食卓にあるものを適当に7%、キムチ7%と続きます。
食卓にあるものを適当に、という回答が意外にも多いなと思いましたが、皆様はいかがでしょう?
どんなものが食卓にあがっているのかまでは調査外でしたが、たとえば肉じゃががあればとりあえず納豆にトライ、麻婆豆腐があればとりあえず納豆にトライ、とんかつがあればとりあえずトライ、そんなイメージでしょうか。
ここから納豆の新しい未来がはじまりそうで楽しみです。みなさんのトライ&エラーをいずれ深掘りしてみたいですね。
Q3 あなたが納豆によく混ぜる具やアレンジ方法を教えてください。
油
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オリーブオイルやアマニ油などを入れる。 |
ラー油 |
ちょっと意外な組み合わせですが、納豆に油をプラスすることで、ビタミンK2の体への吸収率が高まるそうです。ビタミンK2は納豆に含まれる栄養素。カルシウムが骨に吸着するのを助けます。
おつまみ
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イカ納豆とキムチまぐろ納豆が好き |
餃子の皮に巻いて焼く | |
油揚げ納豆 |
悪酔い予防にタンパク質を含むおつまみをチョイスする人も多いのでは?納豆もタンパク質優等生!ネバネバ成分には胃を守る働きも期待されます。
キムチ
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キムチ |
キムチチーズ目玉焼き納豆 | |
キムチとごま油 | |
キムチとチーズ | |
キムチ納豆の豆腐のせ |
同じ発酵食品同士、相性良くて当然かも。
さらに発酵食品のチーズを組み合わせてトリプル発酵にしたり、ごま油や豆腐、卵を混ぜたりとキムチとのコラボは拡張性も豊か!
たまご
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卵 半熟卵 温泉卵 黄身だけ
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納豆との好相性、卵。こちらも人気でした。温泉卵を混ぜたり、黄身だけで混ぜたりといろいろ。TKGならぬTNKGで健康!
カレー
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カレーに入れる カレーを入れる
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カラシやネギなどピリッとした味が合う納豆。当然、スパイシーなカレーとも相性抜群!
サラダ
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ネバネバする具材同士を混ぜて |
千切りキャベツと納豆とタレとマヨネーズをあえる | |
マヨネーズ |
ヘルシーな納豆だからこその、サラダという発想。満足度も高そう!
麺類
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そうめんのつゆに納豆、大葉、みょうがを入れて |
冷凍うどんに卵黄と納豆をいれて食べる | |
納豆にさば味噌煮缶やツナ缶を混ぜてひっぱりうどん | |
蒙古タンメンのカップラーメンに入れて食べる |
つるつるーっとすすって食べる麺類には、納豆のネバネバとの親和性が高いのかも!いろんな麺類で食べられていますね。麺だけでは栄養価が偏るかなというときに、納豆はすぐにオンできて重宝しますね。
ボリューミー | わさびと醤油とたまご |
焼肉のタレをかける | |
納豆にキムチと生卵とねぎ豆腐も一緒に | |
納豆オムレツ |
タンパク質たっぷりなのに、低脂質の納豆なので思いっきりボリューミーにアレンジしても罪悪感なし!
さっぱり | すりおろし生姜 |
もずく | |
青菜漬けを入れる | |
大さじ1の酢とすりごまを入れて食べる。 | |
酢 | |
梅干しを入れる | |
白菜の漬物 |
旨みも多くネバネバした納豆には、真逆のシャキシャキ食感とさっぱりとした味わいがよく合います!
酢や梅干しなど酸っぱい系も人気。
混ぜ方 |
ふわふわになるまで混ぜる |
かき混ぜないで食べる |
かき混ぜ方にこだわる意見も。その一方でいっさいかき混ぜないという人も。
調味料 |
砂糖 |
酢 |
砂糖を入れる人が意外に多かったです。納豆の旨みは甘みと相性がいいのです。強いねばりが好きという人も、砂糖を入れるとよくねばり、酢を入れるとふわふわに泡立ちます。
まとめ
納豆は不思議なもので、あんなに主張の強い味と粘りとニオイがありながら、いろんな食材と仲良くできる。
いろんなアレンジができるのも、納豆が長く愛され続ける理由かもしれませんね。